横数量計算の違いについて


LandFormsで提供される数量計算を比較してみます

LandForms では数量、土量計算として平均断面法やメッシュ法などいろいろな計算手法を用意しております。
それぞれが特徴をもっていますので業務の内容によって使い分けることができます。
又、計算手法が違うものと比較することで計算結果の精度を判断することもできます。

計算条件をできるだけ揃えるため、次の設定をしました
  1. データはサンプル用に入っている sapporo.rnd を使用
    sapporo. rnd の最低標高データは 38.12 のため、このデータの外周に沿って [ 平行 ] を使い、
    0.1m外側に標高38mの座標を作成。三角網作成、保存してこれを現況地形データとします。
  2. 前記、現況地形データの外周(標高38m)のみを残し、他は削除。
これを計画地形データとします

sapporo. rnd の地形に沿って h=38m まで掘り下げた時のボリュームを、 この2つの地形データを使用して各種の方法で計算、比較してみます。

1.三角網解析・体積計算
体積計算終了結果図
この体積計算は三角網の一つ一つを三角柱として計算しますので、通常ではこの計算の結果がもっとも精度が高いと考えられますが、 そのかわり計算結果の出力(テキストファイル出力が可能)は大きくなります。

2.平均断面法
横断間隔20m図
横断間隔20m
横断間隔 1m図
横断間隔 1m
三角網解析・体積計算との比較 100.56% 99.996%

3.スライス法 (等高線計算:簡易線使用 主曲線間隔1m計算、地表空間設定)
数量合計図
横断間隔20m
三角網解析・体積計算との比較 100.02%

4.メッシュ法
メッシュ間隔20m図
メッシュ間隔20m
メッシュ間隔 1m図
メッシュ間隔 1m
三角網解析・体積計算との比較 87.76% 99.58%

断面設定の始終点の位置、メッシュ設定の原点位置、方向角などによって多少結果の数字の変化は考えられますが、
今回使用したデータでは、メッシュ法(間隔20m)以外はすべて1%以内の範囲に納まっていることがわかりましたので、
信頼できる数値と判断できます。
従来の手作業的な方法ですとこのような計算は大変な労力を必要としましたが、3次元地形モデルを作成すれば、
他の計算手法との比較検討も容易に行え、計算結果の信頼性を向上させることができます。