図枠(任意の境界線)に沿った三次元地形の分断方法


すでに出来上がっている三次元モデルから任意の境界線を設定、地形データに沿って分断する方法です。
新規図枠設定、境界線設定(官民境界、JVでの工区分けなど)に利用が可能です。

広域な範囲で三次元地形モデルを作成した場合、平面図上の境界線を元に切断面を単に外周データにしてしまうと
外周部の地形は本来の形状を再現しません。
地形の変化に沿って正確な地形を再現するには境界線の中間部にも座標データを与え境界部分のTINを組みなおす必要があります。

前準備として対象データのバックアップをとっておきます。( RND,TRI など )
今回はわかりやすく四角形ですが、多角形でも手順は同じです。

指定範囲画面


左図のような区間を分断するとします。
説明の為、このデータを  ORIGINAL.RND とします。

この時大事なのは分断区間の各頂点座標です。
各頂点(この場合は四角形なので頂点は4つです)のXY座標はあらかじめ調べておきます。
(標高は必要ありません)


座標入力画面


次に「断面」(左側のメニュー) → 「任意断面」(右側のメニュー)で
左図のダイアログで点座標を入力していきます。
( マウスクリックの場所でいいのであればそのままの値で結構です。)

任意断面は2点( 始点-終点 )で構成されるので、辺ごとに登録していきます。
今回の場合は (1-2) (2-3) (3-4) (4-1) の4辺です。

座標入力終了画面
4点とも終了すると左図のように紫色の線で、最初の図( 計画していた図 ) と同じ区間が囲まれます。
この状態で「三角網縦横断」(右側のメニュー) を選択します。
「縦横断計算のダイアログ」が現れて、出力方法を指定します。

計算後に今回の路線ファイル保存をきいてきます。(紫色の線情報)
今回は保存しないで先に進みます。(後で編集する場合は保存してください)

「ファイル」→「縦横断データランダム出力」で計算した点をRNDファイルで保存します。
これを説明のため、 A.RND とします。

外周画面


先に別名で保存した A.RND を新たに、読み込みなおします。

これを外周で囲んだ状態が左図です。
ここで「ファイル」「外周保存」 で外周を保存します。
これを B.BN2 とします。

外周合成画面


ORIGINAL.RND を新しく読み込みます。
「ファイル」「外周読込」 で  B.BN2  を読み込みます。

左図のように表示されたら、三角網計算を行ってください。

計算が終了しますと、外周の外はすべて黄色の点になり、内部に三角網が表示されます。

外周合成画面



これで図枠(任意の境界線)に沿った三次元地形の分断が完成です。
( 図は立体表示してグラデーションをかけてあります。 )

外周の外側の点を削除したい方は  こちら  をお読みください。
有効な点の削除方法について書かれています。